日柱が甲戌から癸未までの10干支の人は、申と酉が空亡になります。2026年以降で最初の申酉天中殺の年は、2028年(戊申)と2029年(己酉)です。実りを切り分ける支が空くこのグループの天中殺は、成果を数えるより、次へ持っていくものを選ぶ時期とされます。
| 空亡の2支 | 申・酉(さる・とり) |
|---|---|
| 旬 | 甲戌旬(甲戌〜癸未) |
| 2支の五行 | 申は金、酉は金 |
| 次の天中殺の年 | 2028年(戊申)・2029年(己酉) |
| 1日の中では | 申の刻は15時台と16時台、酉の刻は17時台と18時台 |
申酉天中殺になる日柱
甲戌旬の10干支です。どの日柱も天干が甲から癸まで1つずつ入っているので、どの日干の人にも申酉天中殺の人がいます。
申と酉が表す季節
申の月は立秋から始まり、暑さの中に秋の気配が入りこむ時期です。続く酉は、稲や果実が熟し、刈り取りが行われる月とされます。申も酉も五行は金で、刃物のように実りを切り分け、要るものと要らないものを分ける力を表します。
空亡としての読み方
申酉が空亡の人は、命式の旬に「刈り取る秋」の支を持たない形です。申年・酉年や申の月・酉の月が巡る時期は、成果をまとめる、何かを選んで決めるといった場面で、判断が揺れやすいと読まれることがあります。
その分、すぐに白黒をつけず、育ちきるまで待てる人とも読めます。天中殺の時期は、結果を急いで数えるより、次の季節に何を持っていくかを静かに選ぶ時間として使う考え方があります。
空亡の表れ方は、命式のどの柱の地支に空亡が当たっているか、大運がどう巡っているかでも変わるとされます。グループだけで人生の出来事を言い切ることはできません。
申酉天中殺の年
申・酉の年が申酉天中殺の年です。四柱推命の年は立春で切り替わるので、期間は立春から翌年の立春の前までになります。
| 年 | 干支 | 期間 |
|---|---|---|
| 2028年 | 戊申 | 2028年2月4日の立春から2029年2月3日の立春まで |
| 2029年 | 己酉 | 2029年2月3日の立春から2030年2月4日の立春まで |
| 2040年 | 庚申 | 2040年2月4日の立春から2041年2月3日の立春まで |
| 2041年 | 辛酉 | 2041年2月3日の立春から2042年2月4日の立春まで |
| 2052年 | 壬申 | 2052年2月4日の立春から2053年2月3日の立春まで |
| 2053年 | 癸酉 | 2053年2月3日の立春から2054年2月4日の立春まで |
| 2064年 | 甲申 | 2064年2月4日の立春から2065年2月3日の立春まで |
| 2065年 | 乙酉 | 2065年2月3日の立春から2066年2月3日の立春まで |
申酉天中殺の月
毎年、申と酉の月が巡る期間も天中殺の月とされます。月の区切りは節入りで、時刻まで年ごとに変わります。
| 年 | 期間(節入りの時刻) |
|---|---|
| 2026年 | 2026年8月7日 20時42分頃から2026年10月8日 15時29分頃まで(申・酉の月) |
| 2027年 | 2027年8月8日 2時26分頃から2027年10月8日 21時17分頃まで(申・酉の月) |
| 2028年 | 2028年8月7日 8時21分頃から2028年10月8日 3時08分頃まで(申・酉の月) |
年をまたぐ期間は、その年にかかる部分を含めて載せています。
時期の過ごし方
- 成果の評価は、時期を区切らず長めに見る
- 持ち物や予定を整理し、残すものを選ぶ
- 迷う選択は、期限に余裕を持たせて決める
どれも「こうしなければならない」という決まりではなく、時期を使うための目安です。
よくある質問
- 申酉天中殺の年はいつですか?
- 申と酉の年です。2028年(戊申)、2029年(己酉)、2040年(庚申)、2041年(辛酉)が該当し、そのあとも12年ごとに2年ずつ巡ります。年の区切りは立春です。
- 申酉天中殺になるのはどの日柱ですか?
- 日柱が甲戌・乙亥・丙子・丁丑・戊寅・己卯・庚辰・辛巳・壬午・癸未の10種類の人です。日柱は生年月日から計算できます。
- 申酉天中殺はお金に関係があるのですか?
- 申と酉は金の五行を持つ支ですが、五行の「金」は金銭そのものを指すわけではありません。金運の見方は財星(偏財・正財)など命式の別の要素で読むもので、空亡のグループだけでお金の傾向を決めることはできません。