日柱が甲辰から癸丑までの10干支の人は、寅と卯が空亡になります。2026年以降で最初の寅卯天中殺の年は、2034年(甲寅)と2035年(乙卯)です。芽吹きの支が空くこのグループの天中殺は、手を広げる範囲を絞り、伸ばす枝を選ぶ時期と考えると扱いやすくなります。
| 空亡の2支 | 寅・卯(とら・う) |
|---|---|
| 旬 | 甲辰旬(甲辰〜癸丑) |
| 2支の五行 | 寅は木、卯は木 |
| 次の天中殺の年 | 2034年(甲寅)・2035年(乙卯) |
| 1日の中では | 寅の刻は3時台と4時台、卯の刻は5時台と6時台 |
寅卯天中殺になる日柱
甲辰旬の10干支です。どの日柱も天干が甲から癸まで1つずつ入っているので、どの日干の人にも寅卯天中殺の人がいます。
寅と卯が表す季節
寅の月は立春から始まり、四柱推命では一年の始まりにあたります。続く卯は、芽がはっきりと伸び出し、野山が緑に変わっていく月です。寅も卯も五行は木で、上へ外へと広がっていく力を表します。
空亡としての読み方
寅卯が空亡の人は、命式の中に「伸び始める春」の支を持たない形です。寅年・卯年や寅の月・卯の月が巡る時期は、広げよう、増やそうとする動きが思ったほど根づかず、空回りしやすいと読まれることがあります。
ただ、春の勢いを最初から当てにしない分、目の前のことを積み上げて形にしていく粘りがある、と見る読み方もあります。天中殺の時期には、手を広げる範囲を絞り、伸ばしたい枝を1本か2本に決めておくと過ごしやすいとされます。
空亡の表れ方は、命式のどの柱の地支に空亡が当たっているか、大運がどう巡っているかでも変わるとされます。グループだけで人生の出来事を言い切ることはできません。
寅卯天中殺の年
寅・卯の年が寅卯天中殺の年です。四柱推命の年は立春で切り替わるので、期間は立春から翌年の立春の前までになります。
| 年 | 干支 | 期間 |
|---|---|---|
| 2034年 | 甲寅 | 2034年2月4日の立春から2035年2月4日の立春まで |
| 2035年 | 乙卯 | 2035年2月4日の立春から2036年2月4日の立春まで |
| 2046年 | 丙寅 | 2046年2月4日の立春から2047年2月4日の立春まで |
| 2047年 | 丁卯 | 2047年2月4日の立春から2048年2月4日の立春まで |
| 2058年 | 戊寅 | 2058年2月3日の立春から2059年2月4日の立春まで |
| 2059年 | 己卯 | 2059年2月4日の立春から2060年2月4日の立春まで |
| 2070年 | 庚寅 | 2070年2月3日の立春から2071年2月4日の立春まで |
| 2071年 | 辛卯 | 2071年2月4日の立春から2072年2月4日の立春まで |
寅卯天中殺の月
毎年、寅と卯の月が巡る期間も天中殺の月とされます。月の区切りは節入りで、時刻まで年ごとに変わります。
| 年 | 期間(節入りの時刻) |
|---|---|
| 2026年 | 2026年2月4日 5時02分頃から2026年4月5日 3時40分頃まで(寅・卯の月) |
| 2027年 | 2027年2月4日 10時46分頃から2027年4月5日 9時17分頃まで(寅・卯の月) |
| 2028年 | 2028年2月4日 16時31分頃から2028年4月4日 15時03分頃まで(寅・卯の月) |
年をまたぐ期間は、その年にかかる部分を含めて載せています。
時期の過ごし方
- 新しい分野に手を広げるより、続けていることを深める
- 計画は立てておき、動き出す時期は様子を見て決める
- 勢いで決めたことは、一晩置いてから見直す
どれも「こうしなければならない」という決まりではなく、時期を使うための目安です。
よくある質問
- 寅卯天中殺の年はいつですか?
- 寅と卯の年です。2034年(甲寅)、2035年(乙卯)、2046年(丙寅)、2047年(丁卯)が該当し、そのあとも12年ごとに2年ずつ巡ります。年の区切りは立春です。
- 寅卯天中殺になるのはどの日柱ですか?
- 日柱が甲辰・乙巳・丙午・丁未・戊申・己酉・庚戌・辛亥・壬子・癸丑の10種類の人です。日柱は生年月日から計算できます。
- 寅卯天中殺の年に転職や引っ越しをしてはいけませんか?
- 「してはいけない」と決めつける考え方はとりません。空亡の時期は、勢いで始めたことが思ったように実を結びにくいとされるため、決める前に条件や理由を一度確かめておく、という使い方がよく勧められます。