日柱が甲子から癸酉までの10干支の人は、戌と亥が空亡になります。2026年以降で最初の戌亥天中殺の年は、2030年(庚戌)と2031年(辛亥)です。締めくくりの支が空くこのグループの天中殺は、始まりを増やすより、続いてきたことの閉じ方を整える時期と考えられています。
| 空亡の2支 | 戌・亥(いぬ・い) |
|---|---|
| 旬 | 甲子旬(甲子〜癸酉) |
| 2支の五行 | 戌は土、亥は水 |
| 次の天中殺の年 | 2030年(庚戌)・2031年(辛亥) |
| 1日の中では | 戌の刻は19時台と20時台、亥の刻は21時台と22時台 |
戌亥天中殺になる日柱
甲子旬の10干支です。どの日柱も天干が甲から癸まで1つずつ入っているので、どの日干の人にも戌亥天中殺の人がいます。
戌と亥が表す季節
戌は寒露から始まる秋の終わりの月で、収穫したものを蔵へおさめる時期とされます。続く亥は立冬から始まり、草木は葉を落としながら、内側に次の芽を宿します。土の戌と水の亥、ひとつの周期を閉じて、次へ引き継ぐ働きを表します。
空亡としての読み方
戌亥が空亡の人は、命式の旬に「締めくくり」の支を持たない形です。戌年・亥年や戌の月・亥の月が巡る時期は、物事を終わらせる、区切りをつける場面で、思ったようにきれいに閉じられない感覚が出やすいと読まれます。
始まりの甲子旬に属することから、何かを始める場面では力を出しやすい、と説明されることもあります。天中殺の時期は、新しい始まりを増やすより、続いてきたことの終わらせ方や引き継ぎ方を丁寧に整えるとよいとされます。
空亡の表れ方は、命式のどの柱の地支に空亡が当たっているか、大運がどう巡っているかでも変わるとされます。グループだけで人生の出来事を言い切ることはできません。
戌亥天中殺の年
戌・亥の年が戌亥天中殺の年です。四柱推命の年は立春で切り替わるので、期間は立春から翌年の立春の前までになります。
| 年 | 干支 | 期間 |
|---|---|---|
| 2030年 | 庚戌 | 2030年2月4日の立春から2031年2月4日の立春まで |
| 2031年 | 辛亥 | 2031年2月4日の立春から2032年2月4日の立春まで |
| 2042年 | 壬戌 | 2042年2月4日の立春から2043年2月4日の立春まで |
| 2043年 | 癸亥 | 2043年2月4日の立春から2044年2月4日の立春まで |
| 2054年 | 甲戌 | 2054年2月4日の立春から2055年2月4日の立春まで |
| 2055年 | 乙亥 | 2055年2月4日の立春から2056年2月4日の立春まで |
| 2066年 | 丙戌 | 2066年2月3日の立春から2067年2月4日の立春まで |
| 2067年 | 丁亥 | 2067年2月4日の立春から2068年2月4日の立春まで |
戌亥天中殺の月
毎年、戌と亥の月が巡る期間も天中殺の月とされます。月の区切りは節入りで、時刻まで年ごとに変わります。
| 年 | 期間(節入りの時刻) |
|---|---|
| 2026年 | 2026年10月8日 15時29分頃から2026年12月7日 11時52分頃まで(戌・亥の月) |
| 2027年 | 2027年10月8日 21時17分頃から2027年12月7日 17時37分頃まで(戌・亥の月) |
| 2028年 | 2028年10月8日 3時08分頃から2028年12月6日 23時24分頃まで(戌・亥の月) |
年をまたぐ期間は、その年にかかる部分を含めて載せています。
時期の過ごし方
- やりかけのことを書き出し、続けるか閉じるかを決める
- 人への引き継ぎや、お礼・報告をこまめにしておく
- 年の終わりの振り返りに、いつもより時間を取る
どれも「こうしなければならない」という決まりではなく、時期を使うための目安です。
よくある質問
- 戌亥天中殺の年はいつですか?
- 戌と亥の年です。2030年(庚戌)、2031年(辛亥)、2042年(壬戌)、2043年(癸亥)が該当し、そのあとも12年ごとに2年ずつ巡ります。年の区切りは立春です。
- 戌亥天中殺になるのはどの日柱ですか?
- 日柱が甲子・乙丑・丙寅・丁卯・戊辰・己巳・庚午・辛未・壬申・癸酉の10種類の人です。日柱は生年月日から計算できます。
- 戌亥天中殺が甲子旬と呼ばれるのはなぜですか?
- 六十干支は甲子から始まり、甲子から癸酉までの10干支をひとまとまり(旬)として甲子旬と呼びます。この10干支の地支には戌と亥が含まれないため、甲子旬の日柱を持つ人の空亡は戌・亥になります。