NICCHU / 六十干支 3番目

丙寅(ひのえとら)の性格

森の向こうから昇る朝日のような、素直で伸びやかな人。日干は陽の火の丙(ひのえ)、地支は木の寅(とら)で、地支の木が天干の火を生む関係(支生干)にあたります。十二運は長生、空亡は戌・亥です。

日干 丙・陽の火十二運 長生空亡 戌・亥
この記事の結論

丙寅(ひのえとら)の性格は、丙のまっすぐな明るさが、寅の伸びる力に支えられたものとされます。素直で前向き、新しいことを吸収しながら育っていく、上り調子の太陽のような人と読まれます。日干は陽の火の丙(ひのえ)、地支は木の寅(とら)で、地支の木が天干の火を生む関係(支生干)にあたります。十二運は長生、空亡は戌・亥です。

読み 丙寅(ひのえとら)
六十干支の番号 3番目
日干 丙(ひのえ)・陽の火
地支 寅(とら)・五行は木
天干と地支の関係 地支の木が天干の火を生む関係(支生干)
蔵干と十神 甲(偏印)・丙(比肩)・戊(食神)
十二運 長生
空亡(天中殺) 戌・亥(戌亥天中殺)
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丙寅(ひのえとら)の性格

寅は立春のころ、冬の終わりに木々が芽吹き始める時期の支とされます。五行は木で、夜明けの時刻を表すとも言われます。丙の太陽がその上に乗ると、朝焼けに染まった森の向こうから日が昇ってくる景色が浮かびます。

木は火を燃え立たせる燃料です。丙寅は、足元から次々に薪がくべられ、光が強まっていく途中の太陽として語られます。完成した輝きというより、これからいくらでも明るくなっていける伸びしろの大きさが、この日柱の景色です。

丙(陽の火)と寅(木)の組み合わせ

丙寅は、地支の木が天干の火を生む関係(支生干)です。足元(地支)から自分(天干)へ力が送られてくる形です。支えや蓄えを得て落ち着きやすい一方、受け身になりやすいとも読まれます。

丙の率直さに寅の行動力が加わり、気になったことにはすぐ手を伸ばすタイプとされます。好奇心が強く、本や人との出会いから学んだことを素直に取り入れていくので、年齢を重ねるほど視野が広がっていくと読まれます。

足元の木が火を育てる組み合わせなので、周りからの助けや引き立てを受けやすい日柱とされます。本人も人の好意を疑わずに受け取れるため、自然と応援者が集まります。そのぶん、苦労知らずに見られたり、楽観的すぎると言われたりすることもあります。

理想を語るのが好きで、ものごとを大きく前向きに考える人です。細かい計算よりも「面白そうか」「人の役に立つか」で動くことが多いとされます。気持ちが乗っているときの推進力は丙の中でもとくに強く、周りを巻き込んで新しい流れを作れると読まれます。

日干丙そのものの性質は丙(ひのえ)の解説にまとめています。

丙寅の強みとつまずきやすい点

強み

  1. 素直に吸収する力人の助言や新しい知識を構えずに受け取れるので、成長の速さが際立つとされます。
  2. 人に応援される明るさ裏表のない前向きさが好感を呼び、支えてくれる人が自然と集まりやすいと読まれます。
  3. 理想を形にする推進力大きな目標を掲げ、勢いのあるうちに周りを巻き込んで動き出せるとされます。

つまずきやすい点

勢いで始めたことが、熱が冷めると放置されがちです。始める力に比べて、続ける仕組みを作るのが苦手とされます。

また、人を信じやすいぶん、条件のよすぎる話に乗ってしまうこともあります。大事な決断の前には、一晩おいて現実面を確かめる習慣が助けになると読まれます。

丙寅の女性・男性の特徴

丙寅の女性

丙寅の女性は、からっとした明るさと少女のような好奇心を持ち続ける人とされます。習い事や旅行など、新しい体験に積極的で、話題が豊富なので人の輪の中心になりやすい傾向があります。

人の頼みを断れず、気づけばたくさんの役目を抱えていることもあります。自分が本当にやりたいことを優先してよいと許せたとき、この日柱の女性はいちばん輝くとされます。

丙寅の男性

丙寅の男性は、正義感が強く、まっすぐに夢を追いかける人とされます。上の人にかわいがられやすく、若いうちからチャンスを与えられることが多いと読まれます。

理想が高いぶん、現実とのずれに落ち込む時期もあるとされます。小さな成果を積み重ねて足場を固めると、持ち前の推進力が長く続くようになると読まれます。

男女の傾向は通説での目安です。実際の出方は、年柱・月柱・時柱を含めた命式全体で変わります。

丙寅の恋愛・結婚の傾向

恋愛はまっすぐで、好きになると気持ちを隠さず伝えるタイプとされます。相手を尊敬できるかどうかを大切にし、一緒に成長していける関係を望むと読まれます。

結婚では、家庭を明るく盛り上げる存在になりやすいとされます。ただ、楽しいことを優先して家計や段取りが後回しになることもあるので、現実面を任せられる相手とは補い合いやすい組み合わせになります。

丙寅の仕事・向いている役割

仕事では、学び続けられる環境や、新しい企画を立ち上げる場面で力を発揮するとされます。教える立場や、人を励ます役割にも向き、相手の成長を素直に喜べるところが信頼につながります。

一方で、変化のない単調な作業が続くと、意欲が急速にしぼむと読まれます。年ごとに新しい目標を設定できる仕事や、担当を変えながら経験を広げられる職場の方が長く活躍しやすい日柱です。

向きやすいとされる仕事・役割の例

  • 教師・講師
  • 企画・新規事業
  • 出版・編集
  • 保育・子ども関係
  • スポーツ指導
  • 旅行・観光業

同じ丙(ひのえ)の日柱との違い

同じ丙の日柱の中で、丙寅は足元の木から力を受け取る唯一の組み合わせです。丙午のように最初から燃え盛っているのではなく、受け取った力で少しずつ明るさを増していく点に特徴があるとされます。

丙辰も面倒見のよさを持ちますが、丙辰が人を照らして育てる側にまわるのに対し、丙寅は自分自身が育っていく途中にいる人です。落ち着きと節度で光る丙子とは、伸びやかさと素直さで好対照をなすと読まれます。

日柱特徴(通説)十二運空亡
丙子
ひのえね
明るいのに礼儀正しい。人前では華やかで、内側では自分を律している 胎 申・酉
丙寅
ひのえとら
素直で向上心が強い。学びと出会いを糧に、明るく伸びていく(このページ) 長生 戌・亥
丙辰
ひのえたつ
華やかで面倒見がよい。言葉と表現で人を照らし、育てていく 冠帯 子・丑
丙午
ひのえうま
情熱と存在感は丙の中でも随一。まっすぐ燃え、人を引っぱっていく 帝旺 寅・卯
丙申
ひのえさる
機転がきいて多才。人と情報の間を明るく飛び回る社交家 病 辰・巳
丙戌
ひのえいぬ
温かく情に厚い。表は穏やかでも、内に消えない熱を抱え続ける 墓 午・未

丙寅の十二運「長生」と空亡「戌・亥」

十二運は、日干丙が地支寅の上でどんな勢いにあるかを12段階で表したものです。丙寅の十二運は長生です。生まれたばかりの勢いを表す段階です。素直さや成長力、新しいものを吸収する力にたとえられます。

丙寅の十二運は長生です。生まれたばかりの勢いを持つ段階で、素直さと成長力にたとえられます。足元の木に支えられる組み合わせとも重なり、周りから育ててもらいながら伸びていく人生の姿として語られることが多い日柱です。

空亡は、日柱が属する旬(10干支のまとまり)に入らない2つの地支です。丙寅は甲子旬の干支なので、空亡は戌・亥になります。巡ってくる年と月、過ごし方は戌亥天中殺のページで確認できます。

同じ戌・亥が空亡の日柱

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よくある質問

丙寅(ひのえとら)はどんな性格ですか?
通説では、丙の明るさが寅の伸びる力に支えられた日柱とされます。素直で前向き、好奇心が強く、人の応援を受けながら成長していくタイプです。一方で、熱しやすく冷めやすい、人を信じすぎるといった面があるとされます。
丙寅の人は飽きっぽいのですか?
新しいことを始める力が強いぶん、変化のない状態が続くと意欲が落ちやすいとされます。目標を小さく区切って更新していくと、持ち前の推進力を長く保ちやすいと読まれます。
丙寅の空亡(天中殺)は何ですか?
丙寅の空亡は戌・亥です。丙寅は甲子旬の干支で、この旬に入らない戌と亥が空亡になります。算命学では戌亥天中殺と呼ばれます。
丙寅の十二運と蔵干は何ですか?
日干丙から見た地支寅の十二運は長生です。寅の蔵干は甲・丙・戊で、日干丙から見た十神は甲(偏印)・丙(比肩)・戊(食神)になります。
自分の日柱はどうやって調べますか?
生年月日がわかれば、夜弦の四柱推命の命式計算ページで日柱を無料で確認できます。日柱は生まれた日だけで決まるため、時刻がわからなくても出せます。23時台生まれの場合は、計算の流派によって日柱が1日ずれることがあります。

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