NICCHU / 六十干支 33番目

丙申(ひのえさる)の性格

実りの季節に金色の稲穂を照らす陽光のような、多才な社交家。日干は陽の火の丙(ひのえ)、地支は金の申(さる)で、天干の火が地支の金を剋す関係(干剋支)にあたります。十二運は病、空亡は辰・巳です。

日干 丙・陽の火十二運 病空亡 辰・巳
この記事の結論

丙申(ひのえさる)の性格は、丙の明るさと率直さに、申の機転と器用さが加わったものとされます。社交的で話題が豊富、いくつもの分野に光を当てていく多才な人と読まれます。日干は陽の火の丙(ひのえ)、地支は金の申(さる)で、天干の火が地支の金を剋す関係(干剋支)にあたります。十二運は病、空亡は辰・巳です。

読み 丙申(ひのえさる)
六十干支の番号 33番目
日干 丙(ひのえ)・陽の火
地支 申(さる)・五行は金
天干と地支の関係 天干の火が地支の金を剋す関係(干剋支)
蔵干と十神 庚(偏財)・壬(偏官)・戊(食神)
十二運 病
空亡(天中殺) 辰・巳(辰巳天中殺)
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丙申(ひのえさる)の性格

申は立秋のころ、暑さの中にも秋の気配が混じり、稲穂が実り始める時期の支とされます。五行は金で、収穫や刃物、鉱物を表すとも言われます。丙の太陽がその上に乗ると、傾き始めた日差しが金色の田んぼをきらきらと照らす景色になります。

火が金を溶かす組み合わせで、太陽の熱が硬い金属に形を与えていく姿でもあります。丙申は、照らしたものを光らせ、使える形に変えていく器用な光として語られます。一か所にとどまらず、あちこちに反射して広がる明るさが、この日柱の景色です。

丙(陽の火)と申(金)の組み合わせ

丙申は、天干の火が地支の金を剋す関係(干剋支)です。自分(天干)が足元(地支)を抑えて動かす形です。周りや物事を自分の手で動かそうとする力が出やすく、押しが強くなりすぎないことが鍵とされます。

丙の行動力に申の頭の回転の速さが重なり、思いついたことをすぐ試してみる軽やかさがあるとされます。好奇心の幅が広く、仕事も趣味もいくつも並行させるのが苦になりません。人脈も幅広く、違う世界の人同士を引き合わせる役回りになりやすいと読まれます。

火が金を剋す関係なので、自分の力で周りを動かし、成果や利益につなげようとする意欲が強いとされます。商売の感覚にすぐれ、チャンスを見つけるのがうまい人が多いと言われます。ただ、手を広げすぎて一つひとつが浅くなりやすい面もあります。

人づきあいでは、明るく冗談も上手で、誰とでもすぐ打ち解けます。その一方で、深刻な話や重い空気は苦手で、さらりとかわしてしまうこともあるとされます。軽やかさの裏に、人の気分の変化を敏感に感じ取る繊細さを持っていると読まれます。

日干丙そのものの性質は丙(ひのえ)の解説にまとめています。

丙申の強みとつまずきやすい点

強み

  1. 多方面に通じる器用さいくつもの分野をこなし、学んだことを別の場面に応用するのが得意とされます。
  2. チャンスをつかむ機転情報の流れを読み、好機を逃さずに行動へ移せると読まれます。
  3. 人をつなぐ社交力誰とでも打ち解けられるので、人脈を広げ、橋渡し役として重宝されるとされます。

つまずきやすい点

興味の対象が次々に移るため、途中で手放したものが積み重なりやすいとされます。続けるものと試すだけのものを分けておくと、器用さが成果に結びつきやすくなります。

また、場を軽くしようとして本音をかわす癖が、相手には距離を感じさせることがあります。大切な相手には、真剣な話を最後まで聞く姿勢を見せると信頼が深まると読まれます。

丙申の女性・男性の特徴

丙申の女性

丙申の女性は、明るく話上手で、いくつになっても若々しい好奇心を持つ人とされます。仕事と趣味を軽やかに両立させ、多方面で活躍するタイプと読まれます。

人の気持ちを察するのが早いので、周りに気をつかいすぎて疲れることもあります。にぎやかな場の後には、一人で静かに過ごす時間をとると調子を保ちやすいとされます。

丙申の男性

丙申の男性は、行動的で商才があり、人との縁を生かして道を広げていく人とされます。交渉や営業の場で機転がきき、相手を楽しませながら話をまとめるのが得意と読まれます。

若いうちはいくつもの仕事や肩書きを渡り歩くことがあるとされます。経験の幅が広いぶん、軸となる分野を一つ決めたときに、それまでの経験がまとまって生きてくると読まれます。

男女の傾向は通説での目安です。実際の出方は、年柱・月柱・時柱を含めた命式全体で変わります。

丙申の恋愛・結婚の傾向

恋愛では、会話が楽しく、刺激をくれる相手に惹かれやすいとされます。出会いの機会が多く、恋の始まりは軽やかですが、束縛されると息苦しく感じやすいと読まれます。

結婚では、互いの自由を尊重し合える関係が長続きのこつとされます。一緒に新しい体験を楽しめる相手とは、にぎやかで退屈しない家庭を築きやすいと読まれます。

丙申の仕事・向いている役割

仕事では、人と情報が行き交う場で機転を生かす役割が合うとされます。営業や販売、企画、仲介のように、相手の要望をつかんで形にする仕事で力を発揮しやすいと読まれます。

同じ作業を長く繰り返す持ち場や、自由な発想を求められない職場では、持ち味の器用さが眠ってしまうとされます。複数の案件を同時に動かせる環境や、副業や兼業を認める働き方の方が合う日柱です。

向きやすいとされる仕事・役割の例

  • 営業・販売
  • 商社・貿易
  • 広告・マーケティング
  • 仲介・コーディネーター
  • 飲食店の経営
  • ライター・編集者

同じ丙(ひのえ)の日柱との違い

丙の日柱の中で、丙申は足元の金を火で動かす組み合わせで、成果や利益への感覚が最も鋭いとされます。丙午が一点に熱を集めるのに対し、丙申は光を多方面に散らし、それぞれから実りを得ようとする点が違います。

同じく水を蔵する丙子と比べると、丙子が決まりや約束を守ることに重きを置くのに対し、丙申は状況に合わせて柔軟にやり方を変えていくタイプとされます。内に熱を蓄える丙戌とは、軽やかさの点で対照的と読まれます。

日柱特徴(通説)十二運空亡
丙子
ひのえね
明るいのに礼儀正しい。人前では華やかで、内側では自分を律している 胎 申・酉
丙寅
ひのえとら
素直で向上心が強い。学びと出会いを糧に、明るく伸びていく 長生 戌・亥
丙辰
ひのえたつ
華やかで面倒見がよい。言葉と表現で人を照らし、育てていく 冠帯 子・丑
丙午
ひのえうま
情熱と存在感は丙の中でも随一。まっすぐ燃え、人を引っぱっていく 帝旺 寅・卯
丙申
ひのえさる
機転がきいて多才。人と情報の間を明るく飛び回る社交家(このページ) 病 辰・巳
丙戌
ひのえいぬ
温かく情に厚い。表は穏やかでも、内に消えない熱を抱え続ける 墓 午・未

丙申の十二運「病」と空亡「辰・巳」

十二運は、日干丙が地支申の上でどんな勢いにあるかを12段階で表したものです。丙申の十二運は病です。体が弱って感受性が増す段階です。人の痛みに気づく繊細さや、想像力の豊かさにたとえられます。

丙申の十二運は病で、感受性が高まる段階にたとえられます。明るく軽やかに見える一方で、人の気分や場の変化をよく感じ取っている繊細さがあると読まれ、この日柱の気配りや機転と重ねて語られます。

空亡は、日柱が属する旬(10干支のまとまり)に入らない2つの地支です。丙申は甲午旬の干支なので、空亡は辰・巳になります。巡ってくる年と月、過ごし方は辰巳天中殺のページで確認できます。

同じ辰・巳が空亡の日柱

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よくある質問

丙申(ひのえさる)はどんな性格ですか?
通説では、丙の明るさに申の機転と器用さが加わった日柱とされます。社交的で話題が豊富、好奇心の幅が広く、いくつもの分野で活躍する多才な人です。一方で、手を広げすぎる、重い話をかわしてしまうといった面があるとされます。
丙申の人は商売に向いていますか?
通説では、チャンスを見つけて行動に移す力と、人をつなぐ社交性があるため、商売や営業に向きやすいとされます。続ける分野を絞ると、器用さが成果につながりやすいと読まれます。
丙申の空亡(天中殺)は何ですか?
丙申の空亡は辰・巳です。丙申は甲午旬の干支で、この旬に入らない辰と巳が空亡になります。算命学では辰巳天中殺と呼ばれます。
丙申の十二運と蔵干は何ですか?
日干丙から見た地支申の十二運は病です。申の蔵干は庚・壬・戊で、日干丙から見た十神は庚(偏財)・壬(偏官)・戊(食神)になります。
自分の日柱はどうやって調べますか?
生年月日がわかれば、夜弦の四柱推命の命式計算ページで日柱を無料で確認できます。日柱は生まれた日だけで決まるため、時刻がわからなくても出せます。23時台生まれの場合は、計算の流派によって日柱が1日ずれることがあります。

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