NICCHU / 六十干支 13番目

丙子(ひのえね)の性格

冬の湖面に映る太陽のような、明るさと品を併せ持つ人。日干は陽の火の丙(ひのえ)、地支は水の子(ね)で、地支の水が天干の火を剋す関係(支剋干)にあたります。十二運は胎、空亡は申・酉です。

日干 丙・陽の火十二運 胎空亡 申・酉
この記事の結論

丙子(ひのえね)の性格は、丙の明るさと率直さに、子の冷静さと繊細さが重なったものとされます。人当たりは華やかでも、内面では筋を通すことを大切にする、きちんとした人と読まれます。日干は陽の火の丙(ひのえ)、地支は水の子(ね)で、地支の水が天干の火を剋す関係(支剋干)にあたります。十二運は胎、空亡は申・酉です。

読み 丙子(ひのえね)
六十干支の番号 13番目
日干 丙(ひのえ)・陽の火
地支 子(ね)・五行は水
天干と地支の関係 地支の水が天干の火を剋す関係(支剋干)
蔵干と十神 癸(正官)
十二運 胎
空亡(天中殺) 申・酉(申酉天中殺)
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丙子(ひのえね)の性格

丙は陽の火で、空に昇る太陽にたとえられる十干です。足元の子は十二支の始まりにあたり、季節では冬至を含む真冬、一日の中では真夜中を表す支とされます。五行は水で、凍りつくほど澄んだ冬の湖のような景色です。

真冬の太陽は高く昇らず、そのぶん光は澄んで遠くまで届きます。丙子は、静かな水面に太陽が映り、上と下の両方に光がある姿として語られます。にぎやかに照らすというより、場をすっと明るくして、周りに背筋を伸ばさせるような光です。

丙(陽の火)と子(水)の組み合わせ

丙子は、地支の水が天干の火を剋す関係(支剋干)です。足元(地支)から自分(天干)に圧がかかる形です。緊張感の中で鍛えられやすく、責任や課題を背負いながら力をつけていく組み合わせとされます。

丙はもともと隠しごとが苦手で、思ったことを明るく口にするタイプです。そこに子の水が加わると、勢いだけで動くことが減り、相手や場の決まりを意識して振る舞う分別が育つとされます。6つの丙の日柱の中では、いちばん行儀のよい太陽と言われることがあります。

人づきあいでは、初対面でも感じのよい応対ができ、目上の人から信頼されやすいと読まれます。ただ、自分の中に「こうあるべき」という基準を持っているので、だらしない振る舞いやルール破りには厳しい目を向けがちです。明るい笑顔の奥に、意外なほど真面目な顔があります。

水が火を抑える組み合わせなので、気持ちが高ぶっても表に出す前に一度飲み込む癖があるとされます。その我慢が礼儀正しさや責任感として表れる一方、本音をため込みやすい面にもつながります。一人で静かに過ごす時間が、この日柱には欠かせない回復の場とされます。

日干丙そのものの性質は丙(ひのえ)の解説にまとめています。

丙子の強みとつまずきやすい点

強み

  1. 信頼される礼儀と節度明るさに品があり、立場をわきまえた振る舞いができるので、目上からも年下からも安心されやすいとされます。
  2. 約束を守る責任感引き受けたことは最後までやり遂げようとし、その誠実さが長い評価につながると読まれます。
  3. 場を整える明るさ騒がしくせずに空気を和ませ、緊張した場でも人が話しやすい雰囲気を作れるとされます。

つまずきやすい点

人前ではきちんとしている分、疲れや不満を見せる場所が少なくなりがちです。気づいたときには心がすり減っていた、ということが起きやすい日柱とされます。

また、自分に課している基準を他人にも当てはめると、相手には窮屈に感じられることがあります。正しさを伝える前に、相手の事情を一度聞いてみると関係がやわらぐと読まれます。

丙子の女性・男性の特徴

丙子の女性

丙子の女性は、華やかさと上品さが同居する人とされます。職場では気配りのきく頼れる存在になり、身だしなみや言葉づかいにも自然と気を配るタイプです。

しっかり者に見られやすいぶん、甘えるのが下手だと言われることもあります。信頼できる相手の前でだけ見せる素直な表情が、この日柱の女性の大きな魅力と読まれます。

丙子の男性

丙子の男性は、明るく社交的でありながら、組織の決まりや上下関係を重んじる人とされます。任された役目を誠実にこなすので、若いうちから責任ある立場を任されやすいと読まれます。

外では快活でも、家では物静かになるなど、表と内で顔が切り替わる人も多いとされます。周りに期待されるほど無理をしやすいので、肩の荷を下ろせる時間を意識してとるとよいとされます。

男女の傾向は通説での目安です。実際の出方は、年柱・月柱・時柱を含めた命式全体で変わります。

丙子の恋愛・結婚の傾向

恋愛では、相手の誠実さや生活の態度をよく見てから心を開く傾向があるとされます。好意を持っても軽はずみに動かず、礼儀正しく距離を縮めていくので、周りからは控えめに見えることもあります。

結婚では、互いの役割や約束を大切にする安定した関係を好みます。相手に対しても筋の通った態度を求めるので、価値観のすり合わせを早めにしておくと長続きしやすいと読まれます。

丙子の仕事・向いている役割

仕事では、ルールや手順がはっきりした組織の中で、人と接しながら信頼を積み上げる役割に向くとされます。顧客対応や広報のように、明るさと節度の両方が求められる場面で評価されやすい日柱です。

反対に、決まりのないまま勢いで進む職場や、誠実さより駆け引きが重んじられる環境では、持ち味の責任感が空回りしやすいと読まれます。肩書きや役割が明確な場の方が力を出しやすいとされます。

向きやすいとされる仕事・役割の例

  • 公務員・団体職員
  • 広報・秘書
  • 接客・ホテル業
  • 教育・研修
  • 法務・総務
  • アナウンサー・司会

同じ丙(ひのえ)の日柱との違い

同じ丙でも、丙午は地支も火で、熱がそのまま外へあふれ出るタイプとされます。それに比べると丙子は、足元の水が火を冷ますぶん、明るさを節度の中で使う落ち着きがあります。

丙申も水を蔵する日柱ですが、丙申が軽やかに多方面へ光を広げるのに対し、丙子は一つの役目や約束を守ることに光を注ぐという違いがあるとされます。素直に伸びていく丙寅とは、自分を律する強さの点で対照的です。

日柱特徴(通説)十二運空亡
丙子
ひのえね
明るいのに礼儀正しい。人前では華やかで、内側では自分を律している(このページ) 胎 申・酉
丙寅
ひのえとら
素直で向上心が強い。学びと出会いを糧に、明るく伸びていく 長生 戌・亥
丙辰
ひのえたつ
華やかで面倒見がよい。言葉と表現で人を照らし、育てていく 冠帯 子・丑
丙午
ひのえうま
情熱と存在感は丙の中でも随一。まっすぐ燃え、人を引っぱっていく 帝旺 寅・卯
丙申
ひのえさる
機転がきいて多才。人と情報の間を明るく飛び回る社交家 病 辰・巳
丙戌
ひのえいぬ
温かく情に厚い。表は穏やかでも、内に消えない熱を抱え続ける 墓 午・未

丙子の十二運「胎」と空亡「申・酉」

十二運は、日干丙が地支子の上でどんな勢いにあるかを12段階で表したものです。丙子の十二運は胎です。母の胎内に宿る段階です。可能性を抱えた状態にたとえられ、好奇心と新しいものへの関心が強いとされます。

丙子の十二運は胎で、母の胎内に宿ったばかりの段階にたとえられます。きちんとした外見の内側に、まだ形になっていない好奇心や新しいものへの関心を抱えていると読まれます。蔵干は癸(正官)で、この日柱の礼儀や責任感を説明するときによく挙げられます。

空亡は、日柱が属する旬(10干支のまとまり)に入らない2つの地支です。丙子は甲戌旬の干支なので、空亡は申・酉になります。巡ってくる年と月、過ごし方は申酉天中殺のページで確認できます。

同じ申・酉が空亡の日柱

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よくある質問

丙子(ひのえね)はどんな性格ですか?
通説では、丙の明るさに子の冷静さと繊細さが加わった日柱とされます。人当たりは華やかでも礼儀正しく、約束や筋を大切にする人です。一方で、本音をため込みやすく、自分の基準を他人にも求めて窮屈に見られる面があるとされます。
丙子の人はなぜ真面目に見えるのですか?
丙子は、地支の水が天干の火を抑える組み合わせです。勢いのまま動く前に一度立ち止まる癖があるため、明るさの中に節度や責任感が表れやすいと読まれます。
丙子の空亡(天中殺)は何ですか?
丙子の空亡は申・酉です。丙子は甲戌旬の干支で、この旬に入らない申と酉が空亡になります。算命学では申酉天中殺と呼ばれます。
丙子の十二運と蔵干は何ですか?
日干丙から見た地支子の十二運は胎です。子の蔵干は癸で、日干丙から見た十神は癸(正官)になります。
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生年月日がわかれば、夜弦の四柱推命の命式計算ページで日柱を無料で確認できます。日柱は生まれた日だけで決まるため、時刻がわからなくても出せます。23時台生まれの場合は、計算の流派によって日柱が1日ずれることがあります。

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