NICCHU / 六十干支 39番目

壬寅(みずのえとら)の性格

雪どけの川が若木の森を潤すような、明るく人を育てる人。日干は陽の水の壬(みずのえ)、地支は木の寅(とら)で、天干の水が地支の木を生む関係(干生支)にあたります。十二運は病、空亡は辰・巳です。

日干 壬・陽の水十二運 病空亡 辰・巳
この記事の結論

壬寅(みずのえとら)の性格は、壬の大らかな水が、寅の若い木を育てる形になったものとされます。明るく社交的で、人の可能性を見つけては伸ばそうとする面倒見のよさと、理想に向かって動く行動力をあわせ持つと読まれます。日干は陽の水の壬(みずのえ)、地支は木の寅(とら)で、天干の水が地支の木を生む関係(干生支)にあたります。十二運は病、空亡は辰・巳です。

読み 壬寅(みずのえとら)
六十干支の番号 39番目
日干 壬(みずのえ)・陽の水
地支 寅(とら)・五行は木
天干と地支の関係 天干の水が地支の木を生む関係(干生支)
蔵干と十神 甲(食神)・丙(偏財)・戊(偏官)
十二運 病
空亡(天中殺) 辰・巳(辰巳天中殺)
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壬寅(みずのえとら)の性格

寅は立春を含む支で、冬の終わりから春の始まりにあたります。五行は木で、芽吹いたばかりの木々が背を伸ばしていく時期とされます。そこへ壬の水が流れ込むと、雪どけの川が山あいの若い森を潤していく景色になります。

水は自分の形を残さず、木の幹や葉となって姿を変えていきます。壬寅は、自分が持っているものを惜しまず周りに注ぎ、そのぶん周りが育っていく様子を喜べる日柱として語られます。

壬(陽の水)と寅(木)の組み合わせ

壬寅は、天干の水が地支の木を生む関係(干生支)です。自分(天干)の力が足元(地支)へ流れていく形です。持っている力を外に出して形にする方向へ向かいやすく、そのぶん消耗にも気を配りたい組み合わせとされます。

壬の持ち味である広い視野と発想の豊かさが、寅の伸びやかさを通して外へ向かいやすいとされます。考えをひとりで温めるより、人に話し、人を巻き込みながら形にしていくタイプで、場を明るくする力があります。

人の長所を見つけるのが早く、「あなたならできる」と背中を押すのが自然にできる人です。後輩や仲間から慕われ、気づけば相談役になっていることも多いと読まれます。理想を語るときの熱量が高く、それが人を動かす原動力になります。

ただし、水が木へ流れ続けるということは、自分の力が外へ出ていきやすいということでもあります。人のために動きすぎて、自分の予定や体力を後回しにしがちな面があるとされます。

日干壬そのものの性質は壬(みずのえ)の解説にまとめています。

壬寅の強みとつまずきやすい点

強み

  1. 人の可能性を見つける目相手のよいところを早く見抜き、伸ばす方向へ言葉をかけられるとされます。
  2. 場を明るくする社交性初対面でも気負わずに話せ、人と人の間に風通しのよい空気をつくれると読まれます。
  3. 理想に向かう推進力思い描いた未来を語って周りを巻き込み、実際に動き出すまでが早いとされます。

つまずきやすい点

頼まれると断れず、人の世話を抱え込みやすいとされます。相手を思っての行動でも、続けるうちに疲れがたまり、急に気持ちが冷めてしまうことがあります。

理想が高いぶん、現実の段取りが追いつかないこともあると読まれます。夢を語る場と、手順を詰める場を分けて考えると、熱意が空回りしにくくなるとされます。

壬寅の女性・男性の特徴

壬寅の女性

壬寅の女性は、明るく包容力があり、周りの人を自然に元気づける存在とされます。子どもや後輩の面倒を見るのが得意で、教える立場になると力を発揮しやすい傾向があります。

人の役に立つことに喜びを感じるぶん、自分のための時間を削りがちです。「自分を満たすことも人を育てる力になる」と考えると、無理なく長く周りを支えられるとされます。

壬寅の男性

壬寅の男性は、気さくで面倒見のよい兄貴分タイプとされます。仲間を集めて何かを始めるのが好きで、チームの雰囲気をつくる中心になりやすいと読まれます。

理想を語る力がある一方、細かな管理は苦手なことが多いとされます。実務に強い相棒を見つけると、思い描いた計画が形になりやすい日柱です。

男女の傾向は通説での目安です。実際の出方は、年柱・月柱・時柱を含めた命式全体で変わります。

壬寅の恋愛・結婚の傾向

恋愛では、相手の夢や頑張りを応援することで距離が縮まっていくとされます。一緒に成長していける関係を望み、相手の変化を喜べる人です。明るく話しやすいので、友人から恋人になる流れも多いと読まれます。

結婚すると、家族のために動くことをいとわない世話好きな面が出やすいとされます。ただ、尽くしすぎて自分の不満を言わずにためることがあるので、してほしいことも素直に伝えると、関係が対等に保たれやすくなります。

壬寅の仕事・向いている役割

仕事では、人を育てる、人を動かす、人に伝える役割で力を出しやすいとされます。教育や研修、採用や人材の育成、広報など、人の成長や反応が手応えになる場で持ち味が生きます。

数字だけを追う持ち場や、人との関わりがほとんどない環境では、意欲が続きにくいと読まれます。目標の先に「誰が喜ぶか」が見える仕事を選ぶと、壬寅の行動力が長く保たれるとされます。

向きやすいとされる仕事・役割の例

  • 教師・講師
  • 研修・人材育成
  • 保育・福祉
  • 広報・PR
  • イベントの企画運営
  • コーチ・カウンセラー

同じ壬(みずのえ)の日柱との違い

同じ壬の中で、壬寅は水の力をいちばん外へ、人へと注ぐタイプとされます。壬子が自分の内側へ深く潜って勢いをためるのに対し、壬寅はその勢いを周りの成長に変えていく点が違います。

壬午も人を惹きつける華やかさを持ちますが、壬午が水と火の緊張感から生まれる存在感で目を引くのに対し、壬寅は温かな面倒見で人を集めるとされます。器に収まって落ち着く壬辰・壬戌と比べると、軽やかに動き回る日柱です。

日柱特徴(通説)十二運空亡
壬子
みずのえね
水の気が重なり勢いが強い。頭の回転が速く、束縛を嫌って自分の流れで進む 帝旺 寅・卯
壬寅
みずのえとら
明るく社交的。人を育てる面倒見のよさと、理想に向かう行動力を持つ(このページ) 病 辰・巳
壬辰
みずのえたつ
スケールが大きく意志が強い。困難にも動じず、大きな流れをまとめあげる 墓 午・未
壬午
みずのえうま
華やかで人を惹きつける。情熱と冷静さを行き来するロマンチスト 胎 申・酉
壬申
みずのえさる
頭脳明晰で多才。湧き出る知恵で器用にこなし、自由に動ける場で伸びる 長生 戌・亥
壬戌
みずのえいぬ
誠実で責任感が強い。表は穏やかでも芯があり、信頼を積み上げていく 冠帯 子・丑

壬寅の十二運「病」と空亡「辰・巳」

十二運は、日干壬が地支寅の上でどんな勢いにあるかを12段階で表したものです。壬寅の十二運は病です。体が弱って感受性が増す段階です。人の痛みに気づく繊細さや、想像力の豊かさにたとえられます。

壬寅の十二運は病です。この段階は人の痛みや気持ちの揺れに気づきやすい感受性にたとえられ、壬寅の面倒見のよさや、相手が困っていることを先に察する細やかさにつながるとされます。

空亡は、日柱が属する旬(10干支のまとまり)に入らない2つの地支です。壬寅は甲午旬の干支なので、空亡は辰・巳になります。巡ってくる年と月、過ごし方は辰巳天中殺のページで確認できます。

同じ辰・巳が空亡の日柱

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よくある質問

壬寅(みずのえとら)はどんな性格ですか?
通説では、壬の水が寅の若い木を育てる形の日柱で、明るく社交的、人を育てる面倒見のよさと理想に向かう行動力を持つとされます。一方で、人の世話を抱え込みすぎたり、理想に段取りが追いつかなかったりする面があると読まれます。
壬寅の人はどんな恋愛をしますか?
相手の夢や頑張りを応援しながら、一緒に成長していける関係を好むとされます。友人から自然に恋人になる流れも多いと読まれます。尽くしすぎて不満をためないよう、してほしいことを言葉にするのが長続きのこつとされます。
壬寅の空亡(天中殺)は何ですか?
壬寅の空亡は辰・巳です。壬寅は甲午旬の干支で、この旬に入らない辰と巳が空亡になります。算命学では辰巳天中殺と呼ばれます。
壬寅の十二運と蔵干は何ですか?
日干壬から見た地支寅の十二運は病です。寅の蔵干は甲・丙・戊で、日干壬から見た十神は甲(食神)・丙(偏財)・戊(偏官)になります。
自分の日柱はどうやって調べますか?
生年月日がわかれば、夜弦の四柱推命の命式計算ページで日柱を無料で確認できます。日柱は生まれた日だけで決まるため、時刻がわからなくても出せます。23時台生まれの場合は、計算の流派によって日柱が1日ずれることがあります。

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