NICCHU / 六十干支 4番目

丁卯(ひのとう)の性格

若草を薪にして揺れる、感受性の豊かな灯火。日干は陰の火の丁(ひのと)、地支は木の卯(う)で、地支の木が天干の火を生む関係(支生干)にあたります。十二運は病、空亡は戌・亥です。

日干 丁・陰の火十二運 病空亡 戌・亥
この記事の結論

丁卯(ひのとう)の性格は、丁のやさしい灯火に、春の草花である卯のしなやかさが加わったものとされます。感受性が豊かで、人の気持ちにそっと寄り添える、想像力にあふれた人と読まれます。日干は陰の火の丁(ひのと)、地支は木の卯(う)で、地支の木が天干の火を生む関係(支生干)にあたります。十二運は病、空亡は戌・亥です。

読み 丁卯(ひのとう)
六十干支の番号 4番目
日干 丁(ひのと)・陰の火
地支 卯(う)・五行は木
天干と地支の関係 地支の木が天干の火を生む関係(支生干)
蔵干と十神 乙(偏印)
十二運 病
空亡(天中殺) 戌・亥(戌亥天中殺)
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丁卯(ひのとう)の性格

卯は啓蟄から清明の前まで、草木が一斉に芽吹く春の盛りを受け持つ支です。五行は木で、大木ではなく、地面を覆う若草や柔らかな花のつるにたとえられます。

木は火を生む関係にあたり、丁卯は「草を薪にして灯る火」の姿です。乾いた太い薪のように長く燃え盛るわけではなく、ふわりと明るくなっては揺れる、軽やかで繊細な火。その揺らぎこそが丁卯の豊かな表情だと語られます。

丁(陰の火)と卯(木)の組み合わせ

丁卯は、地支の木が天干の火を生む関係(支生干)です。足元(地支)から自分(天干)へ力が送られてくる形です。支えや蓄えを得て落ち着きやすい一方、受け身になりやすいとも読まれます。

丁の細やかさに、卯の柔らかさと人懐っこさが重なると、相手の心の動きにすぐ気づく敏感さが育つとされます。誰かが落ち込んでいると自分のことのように胸を痛め、言葉を選んで励ますことができる人です。

想像力が豊かで、音楽や文章、色や形など、目に見えないものを感じ取る力に恵まれていると読まれます。頭で理屈を組み立てるより、感覚で「こちらの方がいい」と分かることが多く、その直感がよく当たるのもこの日柱の特徴です。

一方で、気分の波は大きめです。周りの空気に影響されやすく、楽しい場では誰より明るく、ぎすぎすした場ではすぐに疲れてしまいます。支えてもらえる環境があると、生まれ持ったやさしさが自然に周りへ広がっていく日柱とされます。

日干丁そのものの性質は丁(ひのと)の解説にまとめています。

丁卯の強みとつまずきやすい点

強み

  1. 人の痛みに気づく共感力言葉にされない気持ちを感じ取り、相手が安心できる距離で寄り添えるとされます。
  2. 感性を形にする表現力色・音・言葉の細かな違いを感じ分け、作品や企画に落とし込む力があると読まれます。
  3. 場をやわらげる親しみやすさ物腰が柔らかく、初めての相手にも警戒されにくいので、人の輪に自然となじめます。

つまずきやすい点

感じ取る力が強いぶん、他人の感情まで背負い込んで消耗しやすいとされます。疲れていると自覚する前に体に出ることもあるので、一人になる時間を意識して確保したい日柱です。

また、相手を傷つけたくない気持ちから、断るべきことを断れないことがあります。やさしさと引き受けすぎは別物だと線を引けると、人間関係がずっと楽になると読まれます。

丁卯の女性・男性の特徴

丁卯の女性

丁卯の女性は、ふんわりとした雰囲気と細やかな気遣いで、周りに好かれやすい人とされます。人の話を否定せずに聞けるので、気づけば相談役を任されていることも多いでしょう。

美しいものや心地よいものへの感度が高く、服装や部屋づくりにもこだわりが出ると読まれます。傷つきやすさを隠して明るく振る舞うことがあるので、本音を話せる友人の存在が支えになります。

丁卯の男性

丁卯の男性は、穏やかで威圧感のない、柔らかな印象の人と読まれます。競争で勝ち抜くより、相手の気持ちを汲んで協力関係を作る方が得意です。

繊細さを弱さと誤解されることもありますが、その感受性は企画や接客、創作の場で大きな武器になるとされます。自分の感覚を信じて選んだ道の方が、結果として長く続きやすい日柱です。

男女の傾向は通説での目安です。実際の出方は、年柱・月柱・時柱を含めた命式全体で変わります。

丁卯の恋愛・結婚の傾向

恋愛では、相手の小さな変化に気づき、言葉や態度で細やかに愛情を伝えるタイプとされます。ロマンチックな雰囲気を大切にし、記念日や思い出を丁寧に積み重ねていきます。

相手の気分にも引きずられやすいので、一緒にいて落ち着ける、感情の起伏が穏やかな人と組むと安心感が増すと読まれます。結婚後も、二人だけの時間や会話を大事にできるかどうかが満足度を左右します。

丁卯の仕事・向いている役割

仕事では、人の気持ちに寄り添う役割や、感性を生かして何かを作り出す持ち場で力を出しやすいとされます。相手が何を求めているかを感じ取れるので、接客や相談の場面でも信頼を得やすいでしょう。

数字だけで評価される環境や、怒鳴り声が飛び交うような張り詰めた職場は、持ち味を発揮しにくいと読まれます。穏やかな人間関係の中で、自分の感覚を言葉や形にできる仕事の方が長続きします。

向きやすいとされる仕事・役割の例

  • デザイン・イラスト
  • 保育・教育
  • カウンセリング
  • 接客・ホスピタリティ
  • 文章・編集
  • 花や植物に関わる仕事

同じ丁(ひのと)の日柱との違い

同じ丁の日柱で、地支が木になるのは丁卯だけです。他の日柱が土・火・金・水の上で燃えるのに対し、丁卯は薪となる草木の上にあるため、支えられて灯る素直さと、揺れやすい繊細さが両方表に出るとされます。

水の上で灯る丁亥も感受性の強い日柱ですが、丁亥が静かな直感で物事の奥を見通すのに対し、丁卯は人の感情に寄り添い、表情豊かに反応するという違いがあると読まれます。熱の強い丁巳とは、勢いより柔らかさで勝負する点で対照的です。

日柱特徴(通説)十二運空亡
丁丑
ひのとうし
静かで我慢強い努力家。時間をかけて物事を形にし、蓄えたものを守り抜く 墓 申・酉
丁卯
ひのとう
感受性が豊かでやわらかい。人の気持ちに寄り添い、想像力を形にする(このページ) 病 戌・亥
丁巳
ひのとみ
火が重なり熱が強い。こだわりと探究心が深く、決めたことに没頭する 帝旺 子・丑
丁未
ひのとひつじ
情に厚く面倒見がよい。人を温めながら、芯には譲らない頑固さを持つ 冠帯 寅・卯
丁酉
ひのととり
美意識が高く几帳面。細部まで丁寧に仕上げ、質の高さで信頼を得る 長生 辰・巳
丁亥
ひのとい
穏やかで思いやりが深い。水面の灯のように、静かな直感で人の奥を照らす 胎 午・未

丁卯の十二運「病」と空亡「戌・亥」

十二運は、日干丁が地支卯の上でどんな勢いにあるかを12段階で表したものです。丁卯の十二運は病です。体が弱って感受性が増す段階です。人の痛みに気づく繊細さや、想像力の豊かさにたとえられます。

丁卯では、日干の丁が病の段階にあたります。人の痛みに気づく敏感さや、豊かな想像力にたとえられる段階で、丁卯の共感力の強さと重ねて読まれます。体調が気分に左右されやすい点も、この読み方とよく結びつけられます。

空亡は、日柱が属する旬(10干支のまとまり)に入らない2つの地支です。丁卯は甲子旬の干支なので、空亡は戌・亥になります。巡ってくる年と月、過ごし方は戌亥天中殺のページで確認できます。

同じ戌・亥が空亡の日柱

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よくある質問

丁卯(ひのとう)はどんな性格ですか?
通説では、丁の灯火に卯の柔らかさが加わった日柱とされます。感受性と想像力が豊かで、人の気持ちにそっと寄り添える人です。一方で、気分の波が大きく、他人の感情まで背負い込んで疲れやすい面があると読まれます。
丁卯の人はどんな恋愛をしますか?
相手の小さな変化に気づき、細やかに愛情を伝える恋愛をするとされます。思い出や雰囲気を大切にするロマンチストで、感情の起伏が穏やかな相手と組むと安心しやすいと読まれます。
丁卯の空亡(天中殺)は何ですか?
丁卯の空亡は戌・亥です。丁卯は甲子旬の干支で、この旬に入らない戌と亥が空亡になります。算命学では戌亥天中殺と呼ばれます。
丁卯の十二運と蔵干は何ですか?
日干丁から見た地支卯の十二運は病です。卯の蔵干は乙で、日干丁から見た十神は乙(偏印)になります。
自分の日柱はどうやって調べますか?
生年月日がわかれば、夜弦の四柱推命の命式計算ページで日柱を無料で確認できます。日柱は生まれた日だけで決まるため、時刻がわからなくても出せます。23時台生まれの場合は、計算の流派によって日柱が1日ずれることがあります。

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