NICCHU / 六十干支 54番目

丁巳(ひのとみ)の性格

炎が炎を呼ぶ、内に強い熱を秘めた探究者。日干は陰の火の丁(ひのと)、地支は火の巳(み)で、天干の火と地支の火が同じ五行(比和)にあたります。十二運は帝旺、空亡は子・丑です。

日干 丁・陰の火十二運 帝旺空亡 子・丑
この記事の結論

丁巳(ひのとみ)の性格は、丁の灯火に、初夏の火である巳の熱が重なったものとされます。静かな外見の内側に強い情熱を抱え、こだわった分野をとことん掘り下げる探究者と読まれます。日干は陰の火の丁(ひのと)、地支は火の巳(み)で、天干の火と地支の火が同じ五行(比和)にあたります。十二運は帝旺、空亡は子・丑です。

読み 丁巳(ひのとみ)
六十干支の番号 54番目
日干 丁(ひのと)・陰の火
地支 巳(み)・五行は火
天干と地支の関係 天干の火と地支の火が同じ五行(比和)
蔵干と十神 丙(劫財)・庚(正財)・戊(傷官)
十二運 帝旺
空亡(天中殺) 子・丑(子丑天中殺)
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丁巳(ひのとみ)の性格

巳は立夏から芒種の前まで、日差しが一気に強まる初夏を受け持つ支です。五行は火で、地中で熱を蓄えた火山や、炉の奥で赤くなった炭にたとえられます。

その火の上に、さらに丁の灯火が乗るのが丁巳です。炎が炎を呼び、小さく見えても芯の温度はきわめて高い。丁の日柱の中で最も熱量の大きい姿として語られ、静かなろうそくの奥に溶岩のような熱を秘めた人の姿が重なります。

丁(陰の火)と巳(火)の組み合わせ

丁巳は、天干の火と地支の火が同じ五行(比和)です。天干と地支が同じ五行なので、その五行の性質がまっすぐ強く出やすい組み合わせとされます。迷いが少ない反面、偏りも出やすいと読まれます。

丁の集中力が、巳の執着心と探究心によって一段と強められるため、好きなことへののめり込み方は並外れているとされます。興味を持った分野では、人が驚くほどの時間を費やして調べ、試し、自分なりの答えにたどり着こうとします。

表面は穏やかで控えめに見えても、内には負けず嫌いの気質が隠れています。自分が大切にしているものを軽く扱われると、ふだんの物静かさからは想像できないほど強く反発することがあると読まれます。

勘が鋭く、物事の裏や人の本心を見抜く力にも恵まれているとされます。その分、相手の嘘やごまかしには敏感で、一度失った信頼を取り戻すのは簡単ではありません。好き嫌いがはっきりしているのも、熱の強い丁巳らしさです。

日干丁そのものの性質は丁(ひのと)の解説にまとめています。

丁巳の強みとつまずきやすい点

強み

  1. 一点に向かう圧倒的な集中力没頭できるテーマに出会うと、時間を忘れて掘り下げ、専門家の域まで達しやすいとされます。
  2. 本質を見抜く鋭い勘表面の飾りにまどわされず、人や物事の核心を直感でつかめると読まれます。
  3. 逆境で燃える粘り困難な状況ほど闘志が湧き、簡単には引き下がらない強さがあります。

つまずきやすい点

熱が強すぎると、周りが見えなくなるほど一つのことに入り込み、生活や人間関係がおろそかになることがあるとされます。夢中になれる対象がある時ほど、休息や連絡を意識して入れる必要があります。

感情も内にため込んでから一気に噴き出す傾向があると読まれます。怒りや嫉妬を小出しにできず爆発させてしまう前に、紙に書く、体を動かすなど、熱を逃がす方法を持っておくとよいでしょう。

丁巳の女性・男性の特徴

丁巳の女性

丁巳の女性は、上品で落ち着いた物腰の奥に、強い意志と情熱を秘めた人とされます。好きなことや大切な人のためなら努力を惜しまず、長い時間をかけて理想の形を作り上げます。

美意識と直感が鋭く、本物を見分ける目を持つと読まれます。ただし自分の基準にこだわるあまり、周りに同じ水準を求めてしまうことも。相手には相手のペースがあると割り切れると、人間関係がぐっと楽になります。

丁巳の男性

丁巳の男性は、口数は少なくても内に熱いものを持つ、こだわりの強い専門家タイプと読まれます。仕事や趣味に打ち込む姿勢が周りから一目置かれ、その道で頼られる存在になりやすい日柱です。

負けず嫌いで、競う相手がいるとさらに力を出すとされます。一方、譲れない場面で意地を張りすぎると孤立しやすいので、結果を出すために人の手を借りる柔軟さも身につけたいところです。

男女の傾向は通説での目安です。実際の出方は、年柱・月柱・時柱を含めた命式全体で変わります。

丁巳の恋愛・結婚の傾向

恋愛は深く激しいタイプとされます。好きになると相手のことを四六時中考え、尽くすことをいといません。浅い付き合いには興味が持てず、心から信頼できる一人と濃い関係を築こうとします。

その一途さは魅力ですが、独占欲や嫉妬として表に出ると、相手を息苦しくさせることがあると読まれます。結婚では、お互いに打ち込めるものを持ち、適度な距離を尊重し合える関係が長続きのこつです。

丁巳の仕事・向いている役割

仕事では、専門知識や技術を深く磨き、その道を極めていく分野で力を発揮しやすいとされます。研究や開発、創作など、終わりのない探究ができる仕事ほど熱が途切れません。

反対に、関心の持てない作業を淡々とこなすだけの持ち場や、浅く広く手を出し続ける働き方では、熱の行き場がなくなると読まれます。自分が本気になれるテーマを見つけられるかどうかが、丁巳の仕事人生を大きく左右します。

向きやすいとされる仕事・役割の例

  • 研究者・専門技術者
  • 職人・工芸
  • 医療の専門職
  • 料理人
  • 芸術・創作
  • 鑑定・分析

同じ丁(ひのと)の日柱との違い

同じ丁の日柱で、地支も火になるのは丁巳だけです。他の5つが土・木・金・水を相手に火の出方を変えるのに対し、丁巳は火の性質がまっすぐ強く出るため、情熱もこだわりも丁の中で最も濃くなるとされます。

同じく物事を深く掘る丁丑が、冷えた土の中で熱をためて持久戦で勝つのに対し、丁巳は熱そのものの強さで一気に核心へ迫るタイプと読まれます。柔らかく揺れる丁卯とは、熱の強さで正反対の位置にある日柱です。

日柱特徴(通説)十二運空亡
丁丑
ひのとうし
静かで我慢強い努力家。時間をかけて物事を形にし、蓄えたものを守り抜く 墓 申・酉
丁卯
ひのとう
感受性が豊かでやわらかい。人の気持ちに寄り添い、想像力を形にする 病 戌・亥
丁巳
ひのとみ
火が重なり熱が強い。こだわりと探究心が深く、決めたことに没頭する(このページ) 帝旺 子・丑
丁未
ひのとひつじ
情に厚く面倒見がよい。人を温めながら、芯には譲らない頑固さを持つ 冠帯 寅・卯
丁酉
ひのととり
美意識が高く几帳面。細部まで丁寧に仕上げ、質の高さで信頼を得る 長生 辰・巳
丁亥
ひのとい
穏やかで思いやりが深い。水面の灯のように、静かな直感で人の奥を照らす 胎 午・未

丁巳の十二運「帝旺」と空亡「子・丑」

十二運は、日干丁が地支巳の上でどんな勢いにあるかを12段階で表したものです。丁巳の十二運は帝旺です。勢いが最も盛んな段階です。主体性と押しの強さが出やすく、自分の力で道を切り開くとされます。

丁巳では、日干の丁が帝旺の段階にあたります。勢いが盛んで、自分の力で道を切り開く主体性にたとえられる段階です。静かに見えて押しが強く、決めたら引かない丁巳の気質と重ねて読まれます。

空亡は、日柱が属する旬(10干支のまとまり)に入らない2つの地支です。丁巳は甲寅旬の干支なので、空亡は子・丑になります。巡ってくる年と月、過ごし方は子丑天中殺のページで確認できます。

同じ子・丑が空亡の日柱

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よくある質問

丁巳(ひのとみ)はどんな性格ですか?
通説では、丁の灯火に巳の火が重なった、熱量の大きい日柱とされます。穏やかな外見の内に強い情熱を秘め、こだわった分野をとことん掘り下げる探究者です。一方で、のめり込みすぎや、感情をため込んでから爆発させやすい面があると読まれます。
丁巳の人はどんな仕事が向いていますか?
専門知識や技術を深く磨ける仕事が向きやすいとされます。研究者や専門技術者、職人、医療の専門職、料理人、芸術や創作などが例です。本気になれるテーマに出会えるかどうかが力の出方を左右すると読まれます。
丁巳の空亡(天中殺)は何ですか?
丁巳の空亡は子・丑です。丁巳は甲寅旬の干支で、この旬に入らない子と丑が空亡になります。算命学では子丑天中殺と呼ばれます。
丁巳の十二運と蔵干は何ですか?
日干丁から見た地支巳の十二運は帝旺です。巳の蔵干は丙・庚・戊で、日干丁から見た十神は丙(劫財)・庚(正財)・戊(傷官)になります。
自分の日柱はどうやって調べますか?
生年月日がわかれば、夜弦の四柱推命の命式計算ページで日柱を無料で確認できます。日柱は生まれた日だけで決まるため、時刻がわからなくても出せます。23時台生まれの場合は、計算の流派によって日柱が1日ずれることがあります。

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