NICCHU / 六十干支 30番目

癸巳(みずのとみ)の性格

初夏の日差しを受けてきらめく通り雨のような、繊細さと熱を持つ人。日干は陰の水の癸(みずのと)、地支は火の巳(み)で、天干の水が地支の火を剋す関係(干剋支)にあたります。十二運は胎、空亡は午・未です。

日干 癸・陰の水十二運 胎空亡 午・未
この記事の結論

癸巳(みずのとみ)の性格は、癸の鋭い直感に、巳の情熱と知的好奇心が重なったものとされます。おとなしく見えて内側には熱があり、気になったことはとことん調べ上げる探究心の持ち主と読まれます。日干は陰の水の癸(みずのと)、地支は火の巳(み)で、天干の水が地支の火を剋す関係(干剋支)にあたります。十二運は胎、空亡は午・未です。

読み 癸巳(みずのとみ)
六十干支の番号 30番目
日干 癸(みずのと)・陰の水
地支 巳(み)・五行は火
天干と地支の関係 天干の水が地支の火を剋す関係(干剋支)
蔵干と十神 丙(正財)・庚(印綬)・戊(正官)
十二運 胎
空亡(天中殺) 午・未(午未天中殺)
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癸巳(みずのとみ)の性格

巳は立夏のころ、日差しが一気に強まる初夏を表す支で、五行は火です。その上に癸の水が来ると、強い光の中をさっと通り過ぎる雨や、照りつける日差しにきらめく水しぶきの景色になります。

水と火は本来ぶつかり合う組み合わせですが、癸巳ではそれが独特の魅力として語られます。冷静な水の目と、燃える火の心が一人の中に同居しているため、場面によってまるで違う顔を見せる人、という読み方です。

癸(陰の水)と巳(火)の組み合わせ

癸巳は、天干の水が地支の火を剋す関係(干剋支)です。自分(天干)が足元(地支)を抑えて動かす形です。周りや物事を自分の手で動かそうとする力が出やすく、押しが強くなりすぎないことが鍵とされます。

癸の水が巳の火を抑える形をとる癸巳は、自分の中の熱を理性で上手にコントロールしようとする人とされます。感情に振り回されているように見せず、それでいて本当は好きなことや大切な人に強い思い入れを持っています。

頭の回転が速く、ひらめきが鋭いのも特徴です。人の話の裏にある意図や、物事の仕組みを直感的に見抜くことが多いとされます。興味を持った分野には驚くほど集中し、短い期間で深い知識を身につけることがあります。

その一方で、気分の波が出やすい面もあると読まれます。熱中していたものに急に冷めたり、周りに合わせて抑えていた感情が一度に出たりすることがあります。自分の熱と冷静さのバランスを知っておくと、持ち味を安定して生かせる日柱です。

日干癸そのものの性質は癸(みずのと)の解説にまとめています。

癸巳の強みとつまずきやすい点

強み

  1. 鋭い直感とひらめき言葉にされていない本質を感じ取り、思いがけない答えにたどり着く力があるとされます。
  2. 深く掘り下げる探究心興味を持ったことを徹底して調べ、短期間で専門的な知識を得られると読まれます。
  3. 静と動を使い分ける力冷静に構える場面と熱く動く場面を切り替えられ、ここぞというときに力を出せます。

つまずきやすい点

熱しやすく冷めやすい面が出ると、始めたことが続かないと感じることがあるとされます。興味の移り変わりそのものは長所でもあるので、終わらせ方を決めてから始めると、達成感を得やすくなります。

また、感受性の強さから、人の言葉を深読みして疲れてしまうこともあります。気になったことは早めに確かめる習慣が、心の負担を軽くすると読まれます。

癸巳の女性・男性の特徴

癸巳の女性

癸巳の女性は、知的で落ち着いた雰囲気の中に、どこか人を惹きつける華やかさを持つとされます。会話の引き出しが多く、好きな分野の話になると目を輝かせて語るタイプです。

感情を上手に隠すぶん、親しい人の前では甘えたり、気分の変化を見せたりすることもあります。自分の熱量を受け止めてくれる相手や居場所があると、のびのびと才能を伸ばしやすいとされます。

癸巳の男性

癸巳の男性は、物静かながら頭の切れる人として一目置かれやすいとされます。普段は控えめでも、得意分野では人が驚くほどの熱意を見せ、周りを引っ張ることもあります。

人の心の動きに敏感で、気づかいができる反面、自分の気持ちを言葉にするのはあまり得意ではないと読まれます。信頼した相手には、ふだん見せない情熱的な一面を見せる日柱です。

男女の傾向は通説での目安です。実際の出方は、年柱・月柱・時柱を含めた命式全体で変わります。

癸巳の恋愛・結婚の傾向

恋愛では、相手のことを深く知りたいという気持ちが強く、心を許すと一途に想いを注ぐとされます。知的な会話ができる相手、刺激を与えてくれる相手に惹かれやすい傾向があります。

気持ちが盛り上がると情熱的になる一方、不安になると相手の言動を深読みしがちです。結婚では、互いの自由な時間を認め合える関係ほど長続きしやすいと読まれます。

癸巳の仕事・向いている役割

仕事では、調べる、分析する、ひらめきを形にする役割で力を発揮しやすいとされます。研究や企画、専門的な知識を生かす仕事など、頭を使って深く掘り下げる分野と相性がよいタイプです。

単調な作業の繰り返しや、自分の考えを出す余地のない環境では、意欲が下がりやすいと読まれます。テーマを自分で選べる仕事や、新しい情報に触れ続けられる職場で、才能が伸びていく日柱です。

向きやすいとされる仕事・役割の例

  • 研究者
  • 企画・マーケティング
  • エンジニア
  • 占い・心理の仕事
  • 翻訳・通訳
  • 記者・ライター

同じ癸(みずのと)の日柱との違い

同じ癸の日柱の中で、地支に火を持つのは癸巳だけです。そのため、静かな水の性質が中心の癸の中では、内に熱を秘めた情熱家として読み分けられます。癸亥のように水の深さに沈んでいくのではなく、外の世界への好奇心で動くタイプです。

知性の面では癸酉とも重なりますが、癸酉が一つの道を磨き込む職人型なのに対し、癸巳は次々と新しいテーマに惹かれ、ひらめきで切り開いていく探究型とされます。

日柱特徴(通説)十二運空亡
癸丑
みずのとうし
口数は少ないが粘り強い。時間をかけて力をため、最後にやり遂げる 冠帯 寅・卯
癸卯
みずのとう
温和で感受性が豊か。やわらかな物腰で、自然と人に好かれる 長生 辰・巳
癸巳
みずのとみ
直感が鋭く好奇心旺盛。静かな見た目の内に、熱い探究心を秘める(このページ) 胎 午・未
癸未
みずのとひつじ
穏やかで世話好き。控えめながら責任感が強く、頼られると力を出す 墓 申・酉
癸酉
みずのととり
知的で品がある。美意識が高く、一つの分野をとことん磨く職人肌 病 戌・亥
癸亥
みずのとい
六十干支の最後。純粋で包容力が大きく、直感と想像力が深い 帝旺 子・丑

癸巳の十二運「胎」と空亡「午・未」

十二運は、日干癸が地支巳の上でどんな勢いにあるかを12段階で表したものです。癸巳の十二運は胎です。母の胎内に宿る段階です。可能性を抱えた状態にたとえられ、好奇心と新しいものへの関心が強いとされます。

癸巳では、日干の癸が胎の段階にあたります。母の胎内に宿ったばかりの段階は、まだ形の決まらない可能性と、新しいものへの強い関心を表すとされます。興味の対象が次々に移っていくのも、可能性を探り続ける性質の表れと読まれます。

空亡は、日柱が属する旬(10干支のまとまり)に入らない2つの地支です。癸巳は甲申旬の干支なので、空亡は午・未になります。巡ってくる年と月、過ごし方は午未天中殺のページで確認できます。

同じ午・未が空亡の日柱

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よくある質問

癸巳(みずのとみ)はどんな性格ですか?
通説では、癸の鋭い直感に、巳の情熱と知的好奇心が加わった日柱とされます。静かに見えて内側に熱があり、興味を持ったことを深く掘り下げる探究心の持ち主です。気分の波が出やすい面もあると読まれます。
癸巳の女性と男性にはどんな違いがありますか?
通説では、女性は知的で落ち着いた雰囲気に華やかさを併せ持ち、親しい人の前では感情豊かな面を見せるタイプとされます。男性は物静かながら頭が切れ、得意分野では強い熱意を見せるタイプと読まれます。
癸巳の空亡(天中殺)は何ですか?
癸巳の空亡は午・未です。癸巳は甲申旬の干支で、この旬に入らない午と未が空亡になります。算命学では午未天中殺と呼ばれます。
癸巳の十二運と蔵干は何ですか?
日干癸から見た地支巳の十二運は胎です。巳の蔵干は丙・庚・戊で、日干癸から見た十神は丙(正財)・庚(印綬)・戊(正官)になります。
自分の日柱はどうやって調べますか?
生年月日がわかれば、夜弦の四柱推命の命式計算ページで日柱を無料で確認できます。日柱は生まれた日だけで決まるため、時刻がわからなくても出せます。23時台生まれの場合は、計算の流派によって日柱が1日ずれることがあります。

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