マニフェスティング・ジェネレーターは、仙骨センターが定義され、さらにモーターセンターが喉とつながったタイプです。戦略はジェネレーターと同じ「待ってから応答する」。応答したあとは速く動けるのが持ち味とされ、ずれているときはフラストレーションと怒りが強まりやすいと読まれます。
| 判定の条件 | 仙骨センターが定義され、モーターセンター(仙骨・ハート・感情・ルート)のどれかが喉センターとつながっている |
|---|---|
| 戦略 | 待ってから応答する(仙骨の反応に従う)。感情センターが定義されている場合は「感情に従い、待ってから応答する」 |
| 権威 | 感情(感情センター)、または仙骨(腸の直接反応) |
| サイン | 満足 |
| 非自己のテーマ | フラストレーションと怒り |
どんな形でMGと判定されるか
ヒューマンデザインのタイプは、9つのセンターのどれが定義されているかと、それらのつながり方で決まります。MGの条件は二つで、一つは仙骨センターが定義されていること、もう一つはモーターセンターのどれかが喉センターとつながっていることです。
モーターセンターは、仙骨・ハート(エゴ)・感情(太陽神経叢)・ルートの4つです。喉は話すことや行動に移すことを象徴するセンターとされ、そこへ力の源が届いている形が「マニフェスティング」の部分にあたります。
仙骨が定義されていても、モーターと喉のつながりがなければジェネレーターになります。逆に、モーターと喉がつながっていても仙骨が定義されていなければマニフェスターです。MGはその両方の条件が重なった形と言えます。
応答してから速く動く、という順番
MGの戦略は「待ってから応答する(仙骨の反応に従う)」です。速く動けるタイプだからといって、最初の一歩まで自分から飛び出すことが勧められているわけではありません。まず外から来たものに仙骨が反応するかを確かめ、反応したら、そこからの動きが速いという順番です。
動き出したあとは、手順をいくつか飛ばして先へ進んだり、途中で「やっぱり違う」と気づいて方向を変えたりしやすいとされます。この方向転換は気まぐれではなく、応答を重ねる中で自然に起きる修正だと読む見方があります。
また、動きが速いぶん、まわりが置いていかれたと感じることもあります。動く前に関係する人へひと言伝えておくと摩擦が減りやすい、というのはMGについてよく言われる工夫です。
ジェネレーター、マニフェスターとどう違うか
ジェネレーターとは仙骨の定義と戦略が共通で、違いはモーターと喉のつながりです。ジェネレーターは一つのことを深く積み重ねる流れが合いやすく、MGは複数のことを並行させたり、短い時間で形にしたりする流れが合いやすいとされます。
マニフェスターとは、モーターと喉がつながっている点が共通です。ただしマニフェスターは仙骨が定義されておらず、戦略は「行動する前に関係者に知らせる」です。自分から始める力を持つマニフェスターに対し、MGはあくまで応答を起点にします。
非自己のテーマも、ジェネレーターのフラストレーションと、マニフェスターの怒りの両方を含む「フラストレーションと怒り」とされます。
仕事と人間関係に出やすい傾向
仕事では、興味の向く先が一つに定まらず、いくつもの役割や関心を同時に持ちやすいと言われます。一見ばらばらに見える経験が、あとからつながって独自の強みになるという見方もあります。
効率のよいやり方を見つけるのが得意な反面、決められた手順を一つずつなぞることを求められる環境では窮屈さを感じやすいとされます。どこを省いてよく、どこは確認が必要かをまわりとすり合わせておくと、速さが信頼につながりやすくなります。
人間関係では、話の展開が速かったり、関心が次々に移ったりすることで、相手を戸惑わせることがあります。気持ちが離れたわけではないことを言葉にして伝えるだけでも、誤解はかなり減ると考えられます。
「せっかち」「飽きっぽい」と言われるとき
MGは、せっかち、飽きっぽい、最後までやらない、と受け取られることがあります。けれども、応答したことに一気に取り組み、自分にとって必要なところまで来たら次へ移る、という動き方そのものがMGの自然な姿だとする見方があります。
問題になりやすいのは、応答していないことに速さだけで飛びついたときです。始めたのに力が続かない、思うように進まずいら立つ、という状態が続くなら、それは性格の欠点というより、入口で応答を確かめなかったサインとして読むことができます。
よくある質問
- MGはジェネレーターの一種と考えてよいですか?
- 仙骨センターが定義されている点と戦略が同じなので、ジェネレーターの仲間として扱われることが多いです。そのうえで、モーターが喉とつながっていることによる速さが加わったタイプと考えるとわかりやすいでしょう。
- 途中でやめてしまうのは良くないことですか?
- MGでは、応答を重ねるうちに方向が変わるのは自然なこととされます。ただ、関わっている人がいる場合は、やめる前にそのことを伝えておくと、関係がこじれにくくなります。
- いら立ちや怒りを感じやすいのは、タイプのせいですか?
- MGの非自己のテーマはフラストレーションと怒りとされますが、それは応答していないことを続けているときや、速さを止められたときに出やすい反応と読まれます。性格の問題と決めつけず、どこで無理をしているかを振り返る合図として使えます。
- 応答を待っていたら、せっかくの速さが失われませんか?
- 待つのは動き出す前の確かめの部分だけで、反応があればそこからは速く動いてかまわないとされます。入口で確かめるぶん、途中で引き返す回数が減ると考える人もいます。
- 出生時刻がわからなくてもタイプは判定できますか?
- 正午で計算できますが、時刻によってタイプが変わる人もいます。時刻がわからないときの結果は目安として見てください。